【日本の半数以上の方が気付いていない】日本円だけ持っていると危険な理由!!

お金

皆さんはお金について考えたことがありますか?

私はお金についてはこれまで、会社で稼いだお金を貯金し、すぐに使わないのであれば定期預金ということくらいしか考えていませんでした。もちろん日本円のみです

ですが、老後2000万円問題や子供の教育資金問題などについてメディアで放送され「自分の家計は将来本当に大丈夫なのか?もし、お金が足りなくなりそうならどうやってそれを回避できるか?」と考えるようになりお金の勉強を始めました

個人主義のアメリカでは子供に金融教育を学ばせるのは当然との理解がありますが、日本ではそのような考え方の家庭はまだ少ないのが現状で、お金に関する知識は自分で学びにいかないと身につきません。

高齢化が進む日本では、金融の知識がないと特に若い世代では老後資金の確保に困る可能性が高くなっています。皆さんもご存じの通り日本政府はたくさんの借金があり、我々に充分な助けとなるのお金が回ってくることを期待できないと思っておいたほうがいいと個人的に思っています。政府もiDeCoやNISA制度などの制度を作ったり、お金に関する教育の必修化など対策に乗り出しています。これは、国民の皆さんは自分たちで老後の資金を作ってくださいという政府からのメッセージだと私は思います

円だけの資産保有で貯金のみの方もたくさんおられると思います。こうした方は資産がいつの間にか目減りしてしまうことに対するリスクに何の対策も講じていないので危険です

日本で生活していても「為替リスク」にさらされていることを意識することが必要で、私も含めた日本の一般家庭でも外貨建て資産を保有することは大切だと思います

そこで今回は、なぜ外貨建て資産を持つべきなのかを解説していきます

なぜ円だけ持っていると危険なの?

外貨を持つと言われると「海外に行く予定もないから外貨はいらないよ。」という意見を持つ方が多いと思います。偉そうに外貨を持てと述べていますが、実は私もお金の勉強をする前までは海外のお金を持つという発想すらなかったです

では、外貨を持つべき理由である円安とインフレについて解説していきます。

円安のリスク

私たちは日本に住んでいても直接・間接的に、外国の製品やガソリン(ほぼ100%輸入)などの資源を使っていますが、輸入品は、為替レートで価格が大きく変わる。為替が変われば、価格に直接反映されます。
さらに言えば、日本のメーカー製品も国内で作られているものは少くありません。例えば、衣類や食品も輸入品が多い。特に小麦粉等は輸入に頼っているので、円安(円の価値がさがる)になると麺類やパン、小麦を使ったお菓子などが値上げされます。最近は、価格は据え置きだが内容量が少なくなったりもしていますね。

以下は2022年8月時点でのドル円のチャートになります。

※出所:楽天証券のデータ

グラフを見ていただくと2022年の3月は1ドル=115円付近で推移していましたが、6月から現在に至るまでに1ドル=135円付近で推移しています。つまり、今現在は円安方向に進んでいます。

しかも、この数値の変化度合いに注目してみてください。

3ヶ月で1ドル115円→135円へと20円も円安方向に進んでいます。これを簡単にお伝えするとたった3か月で日本円の価値が15%以上下がったのです。つまり、海外から物を輸入する際に同じ商品であってもこれまでより15%上乗せした値段を支払わないと購入できないという状況が3か月で起きてしまったのです。これは歴史的にみても異例のスピードでの下落となっています。そして、これからもこの円安は進むことが予想されています。

インフレのリスク

世界のスタンダードとしてインフレ率2%が掲げられています。もちろん日本もそのうちの1か国に含まれています。

これは「1年毎に物価を2%上げる努力をしましょう」という意思表示になります。

これを簡単にお伝えすると、「毎年物の値段が2%増加することが普通ですよ。」ということを意味しています。我々日本人からするとなかなか考えられないですよね。それもそのはずで、ここ数十年間は日本の物価はほぼ一定で推移していたので、何も気にしなくても問題なく生活ができました。

しかし、今この状況が崩れてきています。

コロナやロシアとウクライナの戦争などの影響で世界の色んな者の物価が急激に上がってしまいました。その影響は日本の企業にももちろんダメージがいき、日用品や食料品などの値上げにつながっています。

ここで問題となるのが、インフレ率です。アメリカなどでは物の値段は上がりますが、その分従業員の給料も同様に上昇しているので値上げは特に問題ならないです。ただ、日本はどうでしょう?皆さんの給料はあがっていますでしょうか?下の図をご覧ください。

出典:平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省

残念なことに、日本人の平均給与は増えるどころか下がっていますね。

我々日本人の多くは今後給与が上昇しない限り、給与だけではこのインフレに対応できない

このインフレ率に付いていかないと我々の資産の価値は目減りしていく(例:これまで100万円で買えていた車が100万円では買えなくなる→100万の価値が下がる)

我々日本人にはこれまでしてこなかったインフレ対策が不可欠になってきているのです。

つまり、日本で生活していても為替・インフレリスクにさらされているのです。

この2つのリスクによりこれからの人生において、資産形成が必要です。

円安やインフレに対応するには?

結論からお伝えすると円安やインフレにに対応するためには、外貨や株式に投資をする必要があります

私はドルなどを購入してそのドルを使って米国株を購入していますし、つみたてNISAを利用して外国に投資もしています。できることなら皆さんに外国株式投資を行うことをお勧めしています

株式などへの投資には暴落して資産を失くしてしまうなどギャンブルみたいで怖いという方も多いと思います。しかし、時代は変わっています。銀行預金でも金利が3%以上あった時代もあり、銀行に預けておくだけで資産が増える時代もありました。ただ、今は銀行に預けていても資産は増えない。給料も増えない。そして、物価が上がる。これでは、何も手を打たないと貧しくなる一方ですよね。

外国通貨を持つ → 円安対策

株式に投資 → インフレ対策

上記の対策を行い資産を守る株式などの購入には証券口座の開設が必要です

私はネット証券である楽天証券かSBI証券をお勧めします

この2社のネット証券は

  • 窓口で手続きする場合と比較して人件費がかからない分、手数料が安くなる
  • IDecoやつみたてNISAのラインナップ豊富
  • つみたてNISAはクレジット支払いも可能なのでポイントが溜まりやすい
  • 利用者数が多くて安心

などの利点があります

いざという時に自分の資産を守れるよう、今から準備をしておきましょう

最後に

日本は今後少子高齢化などの影響で若い世代がどんどんと貧しくなっていってしまうことが予想されています。この状況下で何も行動を起こさないとそのまま悪い波に流され貧しくなってしまうかもしれません。その波にあらがうためにも思い立ったらすぐに行動してみることが大切だと思います。

まずは証券口座の開設から!

一歩ずつ前に進んでいきましょう

皆さんと一緒にお金に不自由しない暮らしを送れる日々が来ることを願っています

最後まで目を通してくださりありがとうございました

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